宿、氏家のビジネスホテル。
業界でお世話になっている会社の所長にビジネスホテルと宇都宮名物のギョウザのご接待をいただく。足の指は何とかこらえているが、両腰の皮がむけてひりひりしている。右のカカトの上も少し皮がむけている。あとは唇が火ぶくれしているかな。
5時、出発。車の少ない広い道。そしてコンビニもない道をただひたすら南南東に下る。老眼をかけて・・・片手に小さく折った地図を持ち・・・現在地とこの先の道の変化を予測しながら歩く。大きな町を抜けるにも必要な手法である。
5時25分 高圧線の下は絶好の位置確認のポイント・・・・あちこちきょろきょろしているということである。
6時5分 パラグライダーの練習場との看板がある。まだ景色は見えない。
吐く息が自分の周りから離れない。後ろから歩く程度の風があるということであろう。
幻想的である。

6時30分 朝もやも随分晴れてきた。しかし幻想的であることは間違い無い。
7時02分 朝日があがってきた。関東平野の広さを感じれるこうけいである。車は少ない。

8時40分、19番大谷寺。太鼓の音がこきみよい。朝のお勤め中だと思う。
時間が早過ぎるので荷物を降ろしてカメラ片手に周囲を歩いてみる。

8時48分 直ぐ脇から進むと平和観音。大谷石だから簡単に彫れたと言い切れるものでは無い。大きな観音様であった。

9時1分 とても親しみのわく住職さんと、事務の女性と若いお坊さんてあった。仏さまも建物も、歩いてやっとたどりつくせいか、ありがたさを感じた。両親にも見せてあげたいものだ。
話題のミイラについては我輩としては違和感が少なかった・・・・只ここの仏像は何世代にも亘る修行僧の生活感が感じられた。親しみをもつ・・・
空間としても尊厳さを・・・
10時26分 立体交差の下で手ごろな段を発見。靴下まで脱いでの休憩。足裏はパッとしない。
歩行者も右折車もじーっとこちらを見ながら通り過ぎていく。
都会にいる猿の様な感じかもしれない。無精ひげで馬鹿装備を背負っているのだから全く理解できまい。
11時、江川投手の作新学院の横を通る。

11時49分 ジャンボの売店で3000円の投資・・・夢を買うにも予算がないのだ・・・10万円もって出かけたのだが・・・
一日2000円くらい・・・往復の旅費と宿泊で3万円・・・途中で宿に泊ると6000円掛ける・・・
る・・・雨は消耗するのだ・・・例え日中の雨で無くとも・・・例え少しの時間でも・・
そうそう、二荒山神社をお参りするつもりだったのだが・・・神社の石段にひるんでしまった・・・というか「御利益」系の文字が溢れていたので・・・
というか日光で冷たくあしらわれたのが引っかかって・・・・通り過ぎてしまった。
12時、JR宇都宮駅。だらけついでに知り合いにпB夜は雨との予報なのでビジネスホテルにするか、どこかの橋の下にするか情報をいろいろ探る。今回は宿に泊まってないので体の立て直しをする方を選んだ。坂東では今まで完全野宿と豪語していたのだ。情け無い。
我輩のルートを省みると宇都宮は田舎町である。靴下すら買えない・・・コンビニすらほとんどない。
が 多分 郊外店とバイパスとかに大きな店は移動したようだ。
さて、宿をとるとなると氏家まで行く必要がある。距離がかなりある。ここからは突然のハイスピード・・・やれば出来るというべきか・・・ニンジンをぶらさげられた馬と言うべきかも・・・・
1時30分 ちいさなショッピングセンター・・洋服屋さんも並んでいた。
時間が惜しいのでザックのままで買い物。靴下を8足で1050円。白の一番安いやつである。サイズも適当だ。26センチなんて無い・・・24から26センチというのにした。
2時40分 白沢・・・ここは東山道の駅がおかれていた場所と想定されている。
あと8キロの看板。これは時速4キロ以上であるかないと・・・
3時53分 阿久津大橋。野宿可能とも不可能ともとれる・・・微妙な橋である。古い・・公園にはなっていない・・・長い橋である。
氏家に入った。せまい歩道だが気張る。
右上の写真は勇敢にも我輩に会話をしてくれた小学生である。まさひろくんとたくやくんである。南小学校の5年生である。
ちょうど下校の時間のようだ。
4時31分 大きな道に合流。苦手である。
氏家の駅の様子が全くわからない。
素直に行くのも癪なので1ブロック駅側に太い道から外れる。
4時50分 もう少し北上してから見当で右折。線路の近くに出たらガードがあった。心細いばかりの細い路で向こうから来たタクシーをやり過ごしてから通過。
どうも勝手が判らない・・・線路に沿って北上・・・駅は線路の上にあった。してみるとさっきのバイパスから駅への道もはっきりあった訳だし・・・
次の悩みは知り合いが予約してくれた「ビジネスホテル サンヒル」の看板くらいはとうろうろするが無駄。交番は無人。
やむなくホテルに電話。屈辱的ではあるが道を教えて頂いて 暗がりのさほどにぎやかでもない駅前通りを東に・・・
5時20分 降り始めた雨に追われるようにホテル着。1階は一杯との事で二階の部屋を使うことになる。久しぶりのというか初めてのお風呂につかる。
髭はそのままにしておく。下着もさっぱりして荷物の片付けをしおわった所に知り合い登場。
ホテル代金5200円と食事の接待をうける。
ホテルの前が餃子屋さんだったのだ。
そういえばホテルに入る前に覗いたら結構持ち帰りの人が待っていたりして・・・流石に宇都宮周辺と感心していたのだ。
以前宇都宮に来て食べ損ねた思い出があったので・・・多いに満足。
餃子はなにがなんだか判らないので勧めてもらったのを遠慮なくぱくついた。
地図を何枚も広げて明日からの町の様子とか路の様子とか川原・橋下の情報をゲット。
寝る前に現金をチェックしてみた。財布の残金は21222円。別財布に50000円。今回はカードをもっていないから、注意が必要だ。